■白い嫉妬 其の一


ありがとう。食パンマンさ」
「“様”はいらないよ、ドキンちゃん。」
スカイラウンジのカウンターで、また一息にグラスを空ける。
「・・・酔ってる?」
彼女が不安げに見上げた。心なしかいつものエメラルドグリーンの瞳が潤んで、仄暗い店内の照明と交じり合い、異国の海のように輝いている。
「少し、ね。」
くるくると変わる表情が可愛くて、じれったいような恋愛(?)相談役まで引き受けてしまった。大の大人が、と、最初は冗談半分で自分の恋愛観を語っていたが、彼らのじれったさに何時の間にか口喧しくなってしまったようだ。


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